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少し大人しい時代だからこそ、80年代がきらめいて見える

少し前の話になりますが、80年代に青春を過ごされた方にとってはショックなニュースが入ってきました。ディスコブームの寵児だったイギリスのロックバンド、デッド・オア・アライブのボーカル、ピート・バーンズが亡くなったのです。まだ57歳でした。
80年代の洋楽に興味がない人はピート・バーンズという名前も、デッド・オア・アライブというバンド名もご存じではないでしょうが、曲はどこかで必ず聴いたことがあると思います。それほどのスターであり、ユーロビートの牽引役でした。
思えば近頃、CMやテレビ番組でよく80年代の曲が使われています。マドンナ、スウィングアウトシスター、ワム、バナナラマ…彼ら彼女らは独創的な音楽性とファッションセンスで、世界中の若者に’80カルチャーを届けてくれました。それがあまりにも楽しくてカッコよくて、ディスコは連日ヒートアップしていたものです。
髪型1つとっても、マドンナが髪を切ればショートヘアが流行り、デュラン・デュランが襟足を伸ばせばマレットヘアが流行るといった具合。中でも異彩を放っていたのがピート・バーンズで、バイセクシャルであった彼は男性とも女性ともつかない奇抜な髪型、ファッションで人々を楽しませてくれました。
あるときはバリバリのパンクヘア、またあるときはソフトなカーリーヘア、かと思えば突如ショートボブにしたりと、美を追求する姿からは凄みさえ感じたものです。
そんな彼が亡くなりました。マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、プリンス、ロバート・パーマーと、80年代を彩ったスターたちが次々にいなくなる今の時代。世界の変革期と不況が重なったためか、音楽やファッションが少し大人しくなった今の時代。だからこそ、エネルギッシュでキラキラした80年代の音楽が、現在の人々に求められているのかもしれません。
ピートは究極の美を手に入れるため、ヒット曲で稼いだ金を湯水のように使い整形手術を繰り返しました。そのせいで晩年は体中に投与した薬剤が悪影響を及ぼし、死に至るほど体を弱らせてします。
人によっては「救いようのない愚かな奴」なのでしょうが、常軌を逸するほど美に憧れるにも人並み外れたパワーが必要です。そのパワーもヒット曲の源だったと考えたいのがファン心理。

きらめく星の1つだったピート・バーンズ。もう2度と彼の歌声が聴けないと悲しむ中高年は、筆者だけではないと思います。「You Spin Me Round」最高でした。





2016年09月01日 vol.01:ショートヘアーに込めるもの

2016年09月16日 vol.02:『こち亀』は髪型の歴史も映す
2016年10月03日 vol.03:背伸びする時期がないと少年は“男”になれない、と思うのですが…
2016年10月23日 vol.04:やっぱり男は外見で勝負?
2016年11月09日 vol.05:髪にとって最大の敵は、ストレスが蔓延する現代社会かも??
2016年12月02日 vol.06 少し大人しい時代だからこそ、80年代がきらめいて見える
2016年12月22日 vol.07 ドラマチックではないけれど、着実な日常こそがヘアケアの基本です。


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